夜よりも静かな日の光を、
そっと背中で受け止めるように。
REALIVE 女優シリーズ Vol.12は
「セリナ」が演じる「橋のポーズ」。
このポーズは、せわしなく流れる思考の吊り糸を、
ひとつのカーブで、ゆっくり結びなおすような動体。
身体をベッドのように、
自分自身を支える仕組みの中に、
美しく、すこしずつ力をくわえていきます。
目次
📜ポーズの取り方

- マットに仰向けになりながら、膝を立て、大臀筋を上に持ち上げます
- 背中をまっすぐにし、自分の後ろに「もたれ」を作るような意識で
- 肩をすくめず、胸を開くように背中を静かに広げます
- 首はやや上を向け、やわらかな広がりを表現
- 周囲の空気に身をゆだねて、全身を静かに「つなぐ」ように
🌿呼吸と意識のポイント
私たちの背中は、思っているよりもずっと、
静かに、そして誠実に支えてくれています。
その存在を感じられるように、
呼吸をすこし上へと意識してみてください。
自分の背中が「橋」になって、
見えない情感と思いを、
ここであらためてつなぎ直していく。
✨このポーズの効果
- 姿勢改善:背中の意識で、姿がすっと美しく
- 血流促進:自らの重さを受け止めることで流れを作る
- 精神的重心の復旧:「後ろ」に意識を向けることで、中心を再設計
- 背線のストレッチ性保持:無理な引っ張りなく、自然に整える
- 首回り可動域の向上:首の動きを柔らかくする
🫶セリナからひとこと

「絶対に振り向かないで」と言われてきた背中を、
そっと、振り向きなおしてみましょう。
意識を向けるだけでも、
背中は「ここにいていいよ」って
言ってくれるかもしれません。
すこしだけ、上を向けるような、
そんなはじまりを。
🌸まとめ

REALIVE 女優シリーズ Vol.12は、
「セリナ」の「橋のポーズ」をご紹介しました。
後ろへ、おのずから。
自分の体のしかるべき場所と、
一線をつなぐようなこのポーズは、
日々の中で、そっと移行点を形成してくれます。
「自分を支えるのは自分」なんて、
ひとりでいるみたいで、ちょっとこわい。
だけど、少しずつたどり着ければ、
それも美しいのかもしれないなって。
🔔
次回は「ミリア」の半分の鳩のポーズ。
「ただここに、痛みをおろす」──そんな構文をご紹介します。
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