夜のやわらかな光に、
からだをすこしあずけてみる――
REALIVE 女優シリーズ Vol.15 は
「天空のアリア」が舞う「ローランジポーズ」。
それは、祈りの途中にたたずむような、
静かで凛やかな身体表現。
月と重力、その両方を味方につけて、
アリアは「支え」と「浮遊」のあいだを歩いていきます。
目次
📜ポーズの取り方

前足をひらき、後ろの足を大きく引いて、ローランジの体勢をつくります。
体重は前足にのせ、静かに高さを落としましょう。
胸を開き、上へ向かって手を伸ばします。
背筋をすっと伸ばしながら、月光の方へひとすじの祈りを。
無理に変身を求めなくても、
ただ、いまここにいることを、
いっそう深く吸い込むことが大切です。
🌿味わう意識のビート
“立つこと”と“祈ること”が、
同時に働いているみたいなポーズです。
月の光にすこし姿をまかせて、
その光の重さを、しっかり受け止める。
このローランジは、そんな「受け入れる」動きを体験するポーズとして、
非常に豊かな意識をもたらしてくれます。
手を伸ばすと同時に、地面にしっかり足を根づかせて、
「そこにいること」を感じられるはず。
月も、ここにいる。
あなたも、ここにいる。
そんな「光と重さの同存」を吸い込んでいくような、
静かな意識のフローです。
✨ポーズの効果
• 下半身の強化
• 体重バランスの向上
• 胸部を開き感情を解放
• 静的な祈りの表現と社会的立位の再確認
• 重力感覚の再構成
📦アリアからひとこと

「重さに打ち勝つんじゃなくて、
ただ受け止めているんです。
それだけで、ここにいるって、
しっかり言えるから。」
ローランジは、浮かぶような手を、
大地をなぞるような足を、
それぞれ同時に持てる、
ふしぎなポーズだなって思いました。
🌸まとめ

REALIVE 女優シリーズ Vol.15 は
「アリア」のローランジポーズをお届けしました。
月の光も、地の重さも、どちらもありのまま。
それを受け止めるから、
いまここに立てるんだなって。
ただ立つことで、
ずっと祈っていた――
そんな、静けさの一篇でした。