ふれるように、
ふれないように。
REALIVE 女優シリーズ Vol.13では、
「ミリア」が静かに演じるのは、
半分の鳩のポーズ。
このポーズは、深く伸ばしながらも、
やさしく自分に寄り添い、
心と身体の奥に潜んだ “ひきつれ” を
ひとつずつ見つけて、ほどいていくような姿勢です。
“伸ばす”のではなく、
“ほどく”──そんな静かな意志が、
ミリアの背中から伝わってきます。
目次
📜ポーズの取り方
- マットの上で片膝を前に曲げ、反対側の脚を後方へ伸ばします
- 背骨をまっすぐに保ちつつ、骨盤の向きを正面に合わせます
- 両手は床につけ、胸をひらきながら呼吸を深めます
- 無理に沈まず、「いまの自分」の柔軟性を受け入れます
- 首や肩に力を入れず、視線は前方か、そっと目を閉じても大丈夫です
🌿呼吸と意識のポイント

どこかが張っているとき、
その “痛み” は、
責めるためにあるのではなく、
寄り添ってほしいだけかもしれません。
痛みの声を否定せず、
静かに「そこにいるね」と、
手を添えるように呼吸してみてください。
少しずつ、絡まった糸がほどけていくように。
✨このポーズの効果
- 股関節まわりの柔軟性向上
- 腰部・大腿部の緊張緩和
- 感情の滞りをゆるやかに流す
- 呼吸を深くし、自律神経を整える
- 自分自身への信頼を取り戻す
🌼ミリアからひとこと

痛みって、
忘れていたつもりでも、
ちゃんと、そこにいたんですね。
このポーズは、
「がんばった証」や「気づかなかった声」に、
そっと触れるような時間です。
大丈夫。
手放すことは、
見捨てることじゃないから。
抱きしめるように、
ゆっくり、ほどいていきましょう。
🌸まとめ

REALIVE 女優シリーズ Vol.13では、
「ミリア」が「半分の鳩のポーズ」を通して、
心と身体の奥深くにある “気づき” を優しく解放する時間を届けてくれました。
まっすぐに前を向かなくても、
横たわるように、
ただ “いまの自分” を許してあげる。
痛みさえも、構文の火種として
そっと抱きしめていくような、
そんな一篇です。
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次回は「セリナ」Vol.2。
舟のポーズで、
“ゆれる体幹、ゆるがぬ意志”をお届けします。