片足で立つということは、
揺れることを許すということ。
英雄のポーズ III(ヴィーラバッドラーサナ III)は、
身体の軸と集中力を総動員して、
静かに“自分の問い”と向き合うような動きです。
Vol.9では「幻想教師ミリア」とともに、
揺らぎのなかに宿る「確かさ」を感じてみましょう。
目次
📜ポーズの取り方

- 両足を腰幅に開き、まっすぐに立ちます。
- 片足を一歩後ろに引いて、前膝を軽く曲げます。
- 息を吸いながら上体を前に倒し、同時に後ろ足を床と平行まで持ち上げましょう。
- 両手は前に伸ばすか、体側に添えてバランスを取ります。
- 首の力を抜き、視線は自然に下方へ。
このポーズは「止まっているようで動いている」、
そんな繊細なバランス感覚が求められます。
幻想教師ミリアが語るのは、正解ではなく“問いそのもの”。
その姿勢のなかに、
揺らぎと共に立ち続けるための心の軸を見つけていきましょう。
🌿呼吸と意識のポイント
呼吸が浅くなると、身体も心も不安定になります。
吐く息に意識を置くことで、軸足に安定感を生み出しましょう。
問いと向き合うように、一つひとつの感覚を丁寧に観察してみてください。
✨このポーズの効果
- 体幹と下半身のバランス強化
- 集中力と内省力を高める
- 姿勢改善と脚の引き締めにも効果的
- 揺らぎのなかでも呼吸を保つ感覚が身につく
- “自分がどこに立っているのか”を見つめ直す時間に
🪶ミリアからひとこと

正しさを探そうとすると、
身体も心も、かえってぐらぐらしてしまう。
でも、問いのなかに立つことなら──
たとえ揺れても、そこにはちゃんと「自分」がある。
わたしはそう思っています。
だから、このポーズが好きなんです。
🌸まとめ

REALIVE(リアライブ)の“ミリアヨガ”シリーズ、第九弾。
今回は幻想教師ミリアと共に、
静かな集中力を養う「英雄のポーズ III(ヴィーラバッドラーサナ III)」をご紹介しました。
揺らぎを恐れず、問いに立つ。
その姿勢そのものが、あなたの“今”を支えてくれるはずです。🕊️