背中を丸めて、ゆっくりと呼吸する。
そのたびに、胸の奥の言葉にならないものが、静かにほどけていく。
キャット&カウ(猫と牛のポーズ)は、
背骨をひとつずつ動かしながら、呼吸と心を調律する動き。
Vol.4では「猫のポーズ」に寄せて、
Ver.1「クラシカル秘書ミリア」とともに、静かな集中のひとときをご案内します。
目次
📜ポーズの取り方

- ヨガマットの上で、肩の真下に手、腰の真下に膝をついて四つ這いに。
- 息を吐きながら背中を丸め、猫のように肩甲骨を広げます(キャットポーズ)。
- 顎を軽く引き、視線はおへそ〜太ももあたりへ。
- 首・肩の力を抜き、背骨の丸まりを意識します。
- 呼吸に合わせて、何度かゆっくり繰り返します。
ポイントは、“背骨を一本の筆”のように感じること。
吐く息でゆっくりと描かれる、静かな曲線。
ミリアの背中に差し込む朝の光が、その軌跡を照らしてくれます。
🌿呼吸と視線のポイント

吸う息ではなく「吐く息」を意識して、背骨をゆっくりと“ほどく”イメージで。
視線を遠くに置かず、あえて“内側”へ──目を閉じても構いません。
背中に当たる朝の光や、静かに漂う埃の粒子を感じながら、呼吸に没頭しましょう。
✨このポーズの効果
- 背骨をほぐし、柔軟性と血流を促進
- 肩・腰のこわばりを和らげる
- 自律神経を整え、呼吸を深める
- 気持ちの切り替えや、眠気のリセットに最適
- 静かに“内側に戻る”時間をくれるポーズ
🪶ミリアからひとこと

ミリア(Miria)ヨガバージョン
背中って、意外と“思考”が溜まりやすい場所です。
猫のように丸まることで、わたしはよく、余分な考えを手放しています。
静かな書斎の朝──
光と埃と、ページの気配の中で、背中から一日を始めてみませんか?
🌸まとめ

REALIVE(リアライブ)の“ミリアヨガ”シリーズ、第四弾。
今回はVer.1「クラシカル秘書ミリア」と共に、Cat & Cowポーズ(キャット寄り)をお届けしました📚
深く考えすぎてしまう日や、気持ちの切り替えが難しい朝にも。
この静かな動きが、背中からやさしく整えてくれるかもしれません。
“意志を立てる”前に、“思考をほどく”──
そんな朝の静寂が、きっと今日を助けてくれるはずです。
次回は“カウ”の要素や、胸を開く動きにもフォーカスを──
またお会いできるその時まで、呼吸とともに、柔らかく。🕊️